平成31年・1週(2018 年第 52 週合併号)~インフルエンザ、感染性胃腸炎~

今週の注目疾患   平成31年・第 1 週(2018 年第 52 週合併号)(2018/12/31~2019/1/6)

【インフルエンザ】
2019年第1週に県内定点医療機関から報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は、定点当たり11.22(人)となり、国の定める注意報基準値(10)を超えた。
県内16保健所管内(千葉市、船橋市および柏市含む)のうち、8保健所管内において定点当たり報告数10.00を超えており、報告の多い上位3保健所管内とその定点当たり報告数は、夷隅保健所(定点当たり報告数36.00)、君津保健所(同25.00)、松戸保健所(同20.33)であった。
2019年第1週の患者年齢群別報告割合は、0~4歳(14.3%)、5~9歳(11.6%)、10~14歳(7.0%)、15~19歳(5.9%)、20代(14.1%)、30代(12.4%)、40代(14.5%)、50代(9.0%)、60代(5.0%)、70代(3.7%)、80歳以上(2.5%)となっており、成人(20歳以上)の報告が6割を超え多かった。
2019 年第 1 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、2,145 例中 A 型 2,119 例(98.8%)、B 型 16 例(0.7%)、A and B 型 0 例(0.0%)、A or B 型 10 例(0.5%)となっており、依然として A 型インフルエンザ主流の傾向が続いている。
県内でのインフルエンザの流行は、例年 1 月下旬~2 月上旬に最も患者報告が多くなる。
飛沫感染対策としての咳エチケット(有症者自身がマスクを着用し、咳をする際にはティッシュや腕の内側などで口や鼻を覆う等の対応を行うこと)、接触感染対策としての手洗い等の手指衛生を徹底することが重要である。

【ロタウイルスによる感染性胃腸炎】
ロタウイルスは乳幼児の急性胃腸炎の主要な原因ウイルスであり、通常 12 月ないしは年明け頃から発生を認め始め、春先に発生のピークを示す。
ロタウイルスによる感染性胃腸炎は、小児科定点把握疾患である「感染性胃腸炎」の原因病原体の一つであるが、ロタウイルスワクチン導入に伴いロタウイルスによる感染性胃腸炎の中でも特に重症が疑われる症例の報告数を検討するために、基幹定点(県内 9 定点医療機関)において「感染性胃腸炎(病原体がロタウイルスであるものに限る)」のサーベイランスが 2013 年第 42 週から開始された。
2019 年第 1 週には報告はなかったが、2018 年第 51、52 週と続けて基幹定点(県内 9 定点医療機関)から報告があり、今後の動向に注意が必要である。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成31年1月9日更新)

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