平成31年・4週~インフルエンザ~

今週の注目疾患   平成31年・第 4 週(2019/1/21~2019/1/27)

【インフルエンザ】
2019 年第 4 週に県内定点医療機関から報告されたインフルエンザの定点当たり報告数は、定点当たり 73.00(人)であった。
県内 16 保健所管内(千葉市、船橋市および柏市含む)の定点当たり報告数は、前週(第 3週)は全ての保健所管内で前々週(第 2 週)と比較し増加したが、第 4 週には前週から減少した保健所管内も認められた。
第 4 週に報告の多い上位 3 保健所管内とその定点当たり報告数は、君津保健所(96.15)、海匝保健所(88.29)、松戸保健所(85.88)であった。
県レベルの定点当たり報告数73.00を超える保健所管内は、上記3保健所管内の他、印旛保健所(83.71)、船橋市保健所(81.71)、山武保健所(75.00)、市原保健所(74.64)、柏市保健所(74.29)であった。
2019 年第 4 週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、14,625 例中 A 型 14,507 例(99.2%)、B 型 73 例(0.5%)、A and B 型 10 例(0.1%)、Aor B 型 35 例(0.2%)であった。
2018/19 シーズン合計では、43,452 例中 A 型 43,043 例
(99.1%)、B 型 286 例(0.7%)、A and B 型 22 例(0.1%)、A or B 型 101 例(0.2%)となり、依然 A 型主流の傾向が続いている。
基幹定点(県内 9 医療機関)からのインフルエンザ入院サーベイランスの報告において、第 4 週に 121 例の報告があった。
年齢群別では 80 歳以上 38 例、70 代 28 例、60 代 9 例、50 代 8 例、40 代 1 例、30 代 0 例、20 代 1 例、10 代 5 例、5~9 歳 7 例、1~4 歳 15 例、1歳未満 9 例の報告であった。入院サーベイランスにおいても、過去シーズンと比較して2018/19 シーズンは報告が多い。
また、入院サーベイランスで今シーズンこれまでに報告された 384 例において、報告における入院時の医療・検査対応として、ICU 入室が 26 例、人工呼吸器の利用 12 例、頭部 CT検査等(頭部 CT 検査、頭部 MRI 検査、脳波検査の3つを含む。
頭部 CT 検査等については実施予定を含む)85 例となっており、過去シーズンと比較して、今シーズンは報告された患者全体に占める ICU 入室、頭部 CT 検査等の記載のある患者の割合が高い。
5 類全数把握疾患である急性脳炎の届出が、2019 年第 1~4 週に 10 例(第 4 週は 4 例)あり、うち 7 例について、病型としてインフルエンザウイルスを原因とする届出であった。
報告数および重症化傾向の視点からも、今シーズンのインフルエンザの動向には注意が必要である。
現在、インフルエンザの報告が非常に多くなっており、人混みへの外出を控えることや飛沫感染対策としての咳エチケット(有症者自身がマスクを着用し、咳をする際にはティッシュや腕の内側などで口や鼻を覆う等の対応を行うこと)、接触感染対策としての手洗い等の手
指衛生を徹底することが重要である。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成31年1月30日更新)

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